初心者でも簡単!Twenty Seventeenで画像の上下に文字を重ねて表示する方法をわかり易く説明してみた。No.2

前回の引き続きで今回はCSSのタグなどの使い方を説明したいと思います。

 

前回のHTMLのおさらいから

 

HTMLのおさらい

 

最初に指定している<div>から最後の</div>までの間をひとつのかたまりとして表してましたね。

それで、CSSで読み込むクラス名を

  1. .msample  (クラス名)
  2. .msample1 (クラス名)
  3. .msample2   (クラス名)
  4. .msmple img (クラス名msampleの中にあるimg要素に適用されます。)

 クラス名の前には「.」を入れる。 クラス名と要素の間は半角スペースを入れる

下記画像を合わせて参考にしてください。

 

このように指定しスタイリストシートで読み込み可能なようにしてました。

それでは、今回の本題のCSSの記途の仕方について説明します。

最初に指定した.msamplはcssで読み込みを可能にするクラス名でしたね。

 

CSSの基本

 

.msample { ←この括弧は ” { ” 開始を宣言するもので、こから.mampleに対しては、次のプロパティ(値)を適用しますよ!と宣言しており、最後にプロパティ(値)を宣言し終えた後にはここで終わりですよ!!と ” } “で宣言します。

下記画像を合わせて参考にして下さい。↓

.msample

.msampleはクラス名でしたね最初のおおもととなるクラス名とプロパティ(値)を宣言するために指定します。「.mampleにはこの値を適用すると宣言をします。」

 

float:none;

 

float:none;は、floatを指定しない。ときに使います。

float:プロパティは、指定された要素を左または右に寄せて配置する際に使用し、 後に続く内容は、その反対側に回り込みを設定するプロパティです。

今回は配置を指定しないのでfloat:none;で指定しています。

 

clear:both;

 

左寄せ・右寄せされた全ての要素に対する回り込みを解除するときに使います。

何故この設定が必要か?といいますと、画像や文字などを使って、CSSなどの読み込みに設定していたりすると、必然と回り込んだりしているときがあるので、設定をする前にこの設定をすることで、新たに、CSSの適用がスムーズにできるよう設定しています。

 

position:relative;

 

ポジションを指定することにより画像などの開始位置が指定できるプロパティで、相対位置指定で、基準が「現在の位置」が基準となります。

これに対し、absoluteは絶対的な位置指定です。そのため他の要素があろうと表示位置は親要素にぴったりくっき重なって表示されます。

この特性を生かして親要素をrelativeを設定しています。

width& height:

これは、説明するまでもなく、widthは、幅320px でheightは240pxで表示するように設定しました。

この幅と高さは、単純に4:3の比率で設定しているだけで私のサイドバーの幅に合うように設定していますので、お好みに合わせて設定してください。

次に.msample1のクラス名の内容を説明します。

.msample1

この.msample1は「観光スポット」を表示するためのクラス名です。

position:absolute;

まずは、この「観光スポット」の文字をpositionプロパティを使って親要素の「relative」にぴったりとくっつけて表示するために「absolute」を使って絶対位置を指定します。「top:0px;」「left:0px;」

内容は、親要素の一番上の一番左を基点として表示するように指定しています。

「posisition」と「top」・「left」はセットで使用します。

 

display:inline-block;

ここでなぜ「display:inline-block;」を指定するのかといいますと、

横に並ぶ要素。

幅や高さの指定ができる。

marginやpaddingを指定できる。

上記3点から選びました。

続いて、文字の色の指定をします。

 

color:fff;

文字の背景をブルー系の色で表示していますので、文字の色を白で表示するように「color:#fff;」を指定しています。

 

 line-height:

line-heightプロパティは、通常、行の高さを指定する際に使用しますが、今回は、文字の上下に適度な余白が欲しかったのでt設定しています。
「1.5em」=「150%」=「1.5」です。
この数値は、「font-size: 15px」 に対して適用されます。

 

padding:

padding: 0 5px 0 5px;」は文字を表示する開始位置と終わりの左右に5pxの余白を指定しています。
「上」「右」「下」「左」の順になります。
ここで指定したpaddigの詳細は下記画像を参照してください。
paddigを指定しない場合は下の画像のようになります。

 

background:

「background: rgba(66, 133, 244, 0.9);」は、文字の背景をブルー系の色に指定し、透明度を0.9で指定しています。

 

.msample2

この.msample2は「つつじ寺」を表示するためのクラス名です。
ここでも.msample1と同様に「position:absolute;」を指定しますが今回は、一番下の左に合わせて表示しますので「bottom:1.7em」と「left:0px;」と指定しています。
ここで「bottom:1.7em」になるのか?といいますとp要素とp要素の間にできる空白行の調整部分になります。
以下は、実際に上記を指定して表示しているのですが、p要素とp要素の間には空白ができてますね。↓

ちなみに、relativeはline-heightを1.5emで指定し、 absoluteは2.5emで指定しているので行間の高さの違いもはっきりわかると思います。

実際の表示

これはrelativeのp要素です

これはabsoluteのp要素です

 

 

bottomを指定しない場合の表示は、下の画像のようにp要素の空白行が挿入されで位置がずれ文字の部分画像の下よりはみ出してしまいます。

次につつじ寺の背景には、幅320pxを適用することにより画像の横幅とぴったりなのがわかると思います。

 

text-align:center

これは文字を中央に表示するときに使うタグです。

つつじ寺の文字が中央に表示されてますね。

つつじ寺の文字の背景に対しては文字間を2.5で表示しフォントサイズも少し大きめの18pxで指定しています。

それから、最後にimgの幅の設定をします。

 

.msample img

「.msample img」にwidth(幅)をmsampleと同じ320pxで指定します。

 

wordpress-popular-posts/style/wpp.cssでcssのお勉強

wordpress-popuular-postsでサイドバーに人気記事を表示しているのですが、なかなか自分の思うように表示されないので、CSSのお勉強を兼ねての備忘録です。

 

1.overflow

 

overflowプロパティは、はみ出た内容の表示方法を、どう処理するかを指定するプロパティ。

overflow:visible; 領域をはみ出して表示する
overflow:hidden; はみ出た部分を表示しない
overflow:scroll; スクロールで表示する
overflow:auto; 自動

 

2.float

 

floatプロパティは、指定された要素を左または右に寄せて配置する際に使用します。 後に続く内容は、その反対側に回り込みます。

注意:floatプロパティは、positionプロパティで static以外の値が指定されている要素には適用されない。

float:left; 指定した要素を左に寄せます。後に続く内容はその右側に回り込みます。
float:right; 指定した要素を右に寄せます。後に続く内容はその左側に回り込みます。
float:none; 初期値。フロートの指定はなし。
float:inherit; 親要素のフロートの値を継承する。

 

3.clear

 

clearプロパティは、floatプロパティで左寄せ、 または右寄せを指定された要素に対する回り込みを解除する際に使用する。

clear:left; 左寄せされた要素に対する回り込みを解除する。
clear:right; 右寄せされた要素に対する回り込みを解除する。
clear:both; 左寄せ・右寄せされた全ての要素に対する回り込みを解除する。
clear:none; 初期値。回り込みを解除しない。

 

4.display

 

displayとは、要素の表示形式を指定するプロパティで、主にblock、inline、inline-block、noneの4つで他にも、list-item、run-in、tableなど色々とありますが今回使うのは、block、inline、inline-blockなので、この要素についてまとめます。

 display block inline inline-block
並び 下に置かれる要素 横に並ぶ要素 横に並ぶ要素
幅・高さの指定 できる できない。(文字の大きさ・長さなどで決まる) できる
余白の設定 marginとpaddingを指定できる ・左右のmarginとpaddingは指定できる

・上下のmarginは指定できない。

・上下のpaddingを指定すると表示がかぶってしまう。

marginとpaddingを指定できる
text-align 要素の中身に適応される。 親ブロックに付けることで指定できる。 親ブロックに付けることで指定できる。
vertical-align 指定できない 指定できる 指定できる

 

4-1.wordpress-popuular-postsのウィジェットを使って表示するのによく使われるhtmlタグ

要素 開始タグ 終了タグ 用途
ブロックレベル要素のタグ <div> </div> <DIV>~</DIV>で囲んだ範囲をひとかたまりとして定義する。 align属性で位置を指定したり、スタイルシートを適用するのに用います。
<p> </p> <P>~</P>で囲まれた部分がひとつの段落であることを表します。
<ul> </ul> 順序のないリストを表示するタグでリスト項目は<li>タグで指定します。
<ol> </ol> 順序のあるリストを表示する際に使用します。 リストの各項目は<li>タグを用いて記述します。
<li> </li> リストの項目を記述する際に使用します。 リスト表示したい項目に<li>タグをつけて<ul>~</ul> または<ol>~</ol>の間に記述します。
<h1>~<h6> </h1>~</h6> 見出しを付けるタグで<h1>が最上位の見出しで<h6>が最下位の見出し(小見出し)となります。

 

5.marginとpadding

 

marginは、borderを境に外側の余白を指定するプロパティです。

paddingは、borderを境に内側の余白を指定するプロパティです。

5-1.marginの指定の仕方

marginとは上下左右のマージンを一括で指定するプロパティです。上下左右を異なるマージン幅にすることができ、その場合は、スペースで区切って複数の値を指定します。負の値を指定することもでき、複数の領域を重ねて表示させるような表現も可能です。

主に使われる指定方法は次のように、個別で4タイプショートハンドで4タイプがあります。それぞれの値は、半角スペースで区切って記述します。

長さ(初期値は0)数値+単位(px, %, pt, emなど)で指定します。Auto自動でマージンを指定します。

個別 margin-top: ○px; borderより外側に上の余白を指定
margin-right: ○px; borderより外側に右の余白を指定
margin-bottom: ○px; borderより外側に下の余白を指定
margin-left: ○px; borderより外側に左の余白を指定
ショートハンド margin: ○px; borderより外側に「上下左右」共通に余白を指定
margin: ○px ○px; borderより外側に「上下」「左右」の順に余白を指定
margin: ○px ○px ○px; borderより外側に「上」「左右」「下」の順に余白を指定
margin: ○px ○px ○px ○px; borderより外側に「上」「右」「下」「左」の順に余白を指定(時計回り)

※ブロックボックスが上下に並ぶ場合は、隣接する垂直方向のマージンが相殺されます。

上下に隣接する要素のmargin同じ場合、相殺されてしまい、20pxの場合40pxではなく20pxになります。

margin: 20px 0px 20px 0px;だと上と下にそれぞれに20pxの余白を設定の場合は20pxの空白がブラウザで表示されます。(20px+20px=40px)にはなりません。

margin: 20px 0px 40px 0px;だと値の大きい40pxの空白がブラウザの表示となります。

 

5-1-1.ブラウザのデフォルトの余白を取り除く方法

一般的なブラウザでは、リストの周囲に適度な余白が設定されていますので、ブラウザで設定されている余白を取り除きたい場合は、ul要素(またはol要素)に対して次のスタイルを設定します。

  • ul要素に設定する場合 … 1em 程度
  • ol要素に設定する場合 … 1.5em2em 程度が目安

5-2.paddingの指定の仕方

paddingとは上下左右のパディングをまとめて指定するプロパティです。

幅(初期値は0)数値+単位(px, %, pt, emなど)で指定します。パーセンテージによる指定の場合、幅は包含ブロック(親要素など)の大きさ比例します。

paddingには負の値やautoを指定することはできません。

個別 padding-top: ○px; borderより内側に上の余白を指定
padding-right: ○px; borderより内側に右の余白を指定
padding-bottom: ○px; borderより内側に下の余白を指定
padding-left: ○px; borderより内側に左の余白を指定
ショートハンド padding: ○px; borderより内側に「上下左右」共通に余白を指定
padding: ○px ○px; borderより内側に「上下」「左右」の順に余白を指定
padding: ○px ○px ○px; borderより内側に「上」「左右」「下」の順に余白を指定
padding: ○px ○px ○px ○px; borderより内側に「上」「右」「下」「左」の順に余白を指定(時計回り)

 

6.border

 

6-1.ボーダーのスタイルを指定する

borderプロパティでは、ボーダーのスタイル・太さ・色について上下左右バラバラの指定をすることはできません。 上下左右のボーダーを異なったものにする場合には、 border-top、 border-bottom、border-left、 border-right、 または、 border-style、 border-width、 border-color、 で指定します。

borderスタイルの値 borderスタイルの内容
border: none ボーダーは表示されません。表のセルなどのボーダーが重なり合う場合は他の値が優先されます。これが初期値です。
border: hidden ボーダーは表示されません。表のセルなどのボーダーが重なり合う場合はこの値が優先されます。
border: solid 1本線で表示されます。
border: double 2本線で表示されます。
border: dashed 破線で表示されます。
border: dotted 点線で表示されます。
border: groove 立体的に窪んだ線で表示されます。
border: ridge 立体的に隆起した線で表示されます。
border: inset 上と左のボーダーが暗く、下と右のボーダーが明るく表示され、ボーダーで囲まれた領域全体が立体的に窪んだように表示されます。上下左右の一部だけに指定しても立体感は出ません。
border: outset 上と左のボーダーが明るく、下と右のボーダーが暗く表示され、ボーダーで囲まれた領域全体が立体的に隆起したように表示されます。上下左右の一部だけに指定しても立体感は出ません。

※補足・・・border-radiusプロパティでは、角を丸くしたりできます。

6-2.borderの太さと色を指定する

borderの太さの指定は、数値やキーワードを使って指定します。

キーワードで指定した場合はブラウザにより表示が異なります。

borderの色は、#000fffなどの記述やカラーネームで色指定をします。

数値 px 1ピクセルを1とする単位で、実際に表示されるサイズはモニタの解像度により変化します。
em フォントの高さを1とする単位です
ex 小文字の「x」の高さを1とする単位です。
キーワード thin 細い
medium 普通
thick 太い

 

6-2-1.wordpressの段落で見出し3を指定した場合のcssの記途例

6-2-2.wordpressで投稿記事に反映させたい場合の記途例

 

html側(投稿記事のテキストに記入)

css側

ブラウザでの実際の表示

反映させたい文字をここに記入

↑これをブラウザで表示する際に重要なことに気がつきました。

cssを追加するのにSimple Custom CSSを使っていたのですが・・どうやら、このカスタムcssで、うまく読み込めていなかったことを発見 💡 !!

Twenty Seventeenにある追加cssで無事解決しました 🙂